ゆる~くだらだら

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【コメディ】赤ずきんちゃんを現代風にアレンジしてみた!

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はい、ど~も~。


みなさん、赤ずきんちゃん知ってますか?子どもの時に読んだ方も多いと思います。有名な童話ですよね~。

んで、作られたのがだいぶ昔なだけあって、現代軸から考えると、びみょーなところがあるわけですよ。おばあちゃんが森の中に住んでたり、猟師が鉄砲持ってうろついてたり。今だったら、おばあちゃんは老人ホームだし、猟師は銃刀法違反で塀の中ですわ。

というわけで、わたくしが童話「赤ずきんちゃん」を現代風にアレンジしてみました!笑いの少ない現代人の為に、ギャグ多めです。この小説は「アルファポリス」というサイトにも載せてるんで、ぜひ読んでみてください。では、ど~ぞ~!



「私の名前は、赤井詩織。みんなからは赤ずきんちゃんって呼ばれてるわ!今日はこれから病気のおばあちゃんのお見舞いに行くの!」

赤ずきんちゃんが歩いていると、向こうからオオカミがやってきました。
赤ずきんちゃんの暮らす地域では、昔からオオカミは悪いことをする象徴として広まっていました。


「やあ、かわいい赤ずきんちゃん!」

赤ずきんちゃんはニコニコして頷き、ポケットからスマホを取り出しました。
「もしもし、保健所ですか?道にオオカミがいるので、大至急駆除しに来てください」


「おい!おい!おい!待て,待て待て待てぇぇぇ~!勘弁してくださいよぉ~、赤さ~ん。ほら、スタバの新作無料券あげますから、ね?ね?」

「・・・なんてね、冗談よ!でも、これは頂いておくわね。」
借金取りのようにオオカミの手から無料券を奪い取る、おちゃめな詩織ちゃん。

「(小声で)クソっ!!いつか動物愛護団体に訴えてやるぞ!!」

「何か言った?」

「いえ!なんでもありません!・・・ところで、これからどこに行くんだい?」

「何でアナタにそんなこと教えなきゃいけないの?」

「ちょっとぉぉ!そんな意地悪しないで、教えてよ下さいよぉぉ!」

「中山競馬場に行くついでに、おばあちゃんのお見舞いに行くのよ!」

「駄目だよぉぉ!童話の世界観、さっきからぶち壊しだよぉぉ。」

「一発当てて、フルーツの盛り合わせをプレゼントするの」

「心の優しいギャンブラーなんだね、キミは。(・・・そうだ!ばあさんの家に先に行って、食ってやれ!)おばあちゃんの家はどこにあるんだい?」

「東の空に7本の矢がかかる時、天から導きの光が差し込むだろう」

「そんなRPGみたいなヒント出されても、わかんないよぉ!」

「ここから15分ほど歩いた、森の中にあるわ。・・・あら、いけない。第1レースがそろそろ始まるわ!じゃあね。」

「・・・じゃあね。勝てるといいね。」



赤ずきんちゃんと別れたオオカミは、急いでおばあちゃんの家に行きました。ドンドン!とドアをたたくと、SECOMの警報システムが作動し、大きな警報音が鳴りだしました。


(や、やばい!!)

「そこにいるのは、いったい誰だい?」
インターホンから、おばあちゃんが尋ねます。

オオカミは急いで蝶ネクタイ型変声機のダイヤルを赤ずきんちゃんの声に設定し、答えました。


「詩織ダヨ!お見舞いに来たの!」

「おや、詩織かい?今オートロックを解除するから、入ってくれ」


部屋に入ると、オオカミは言いました。

「ハハハハハハ!!よくも騙されたな!!今からお前を食べてやるぞ!」

「・・・ああ、いいよ」

オオカミは予想外の言葉に驚きました。

「・・・え?なんで?」

「この頃、持病が悪化してね。この前、医者から余命3か月と診断されたわ。死ぬ前に、孫の声を一度聞きたいと思ってたけど、それもさっき叶った。もう、人生に悔いはないわ・・・・・」

「・・・バ、バカヤロウ!弱気になってんじゃねえよ!これから本物の孫が来るから、少し待ってくれ!」


しばらくすると、赤ずきんちゃんが”ムースフォーム・キャラメルマキアート”片手にやってきました。


「あれ?さっきのオオカミ?なんでここにいるの?」

「・・・まあ、何ていうか。・・・来ちゃった♡」

「せっかくだから、2人とも夕飯食べていきな。今日はカレーを作ろうと思うから」

「わーい!私、カレー大好き~!!」

「いいのかい?じゃあ、お邪魔になろうかな」


冷蔵庫から材料を取り出すおばあちゃん。

「あれ?お肉がないねぇ。・・・詩織や、ちょっと西友に行って買ってきておくれ」

「え~!やだぁぁ~!もう歩きたくないぃぃ!」

「いいよ。ご馳走してくれるお礼に、俺が買ってくるよ」

オオカミはそう言って、家から出ていきました。


それを偶然通りかかった猟師が見つけました。
「赤井さんの家から、オオカミが!?もしや、食われたんじゃあ?こりゃあ、大変だ!!」

猟師は、持っていた猟銃でオオカミを撃ち殺しました。そして、おばあちゃんの家に急ぎました。

「赤井さん!?大丈夫ですか!?」

「ああ、猟師さん。こんにちは」

「よかった。無事だったか」

「それより、どうしたんですか?何かあったんですか?」

「いやぁ、お宅からオオカミが出てくるのを見つけて」

「ああ、オオカミなら西友におつかいに行ってくれました」

「・・・・え?おつかい?」

「ええ。カレー用のお肉を買いに行ってくれてます。そろそろ戻るでしょう」

猟師はやっちまった☆と思い、急いでさっきのオオカミの元へ走りました。そして、川で血抜きしナイフで1口サイズに切りました。そして、再びおばあちゃんの家に行きました。


「実は、さっきオオカミに会いましてね。これを渡すように頼まれました」

「そうなんですか?一緒に食べるはずだったんですが・・・」

「バーミヤンのタダ券が期限今日で切れるから、とか何とか言ってたような・・・」

「それは残念ねぇ」


赤ずきんちゃんとおばあちゃんは、オオカミの肉でカレーを作り、美味しく食べました。オオカミの肉を食べたせいか、おばあちゃんの病気はよくなりました。

その後、その赤ずきんちゃんの暮らす地域では、オオカミは人間の病を治す生き物として崇められたようです。


                             おわり。